カテゴリー「書籍・雑誌」の2件の記事

2009年7月10日 (金)

渋滞の先頭

最近話題になっている
「渋滞の先頭は何をしているのか?」
を読みました。

書評は、色々な所で書かれているのでさておき、
面白かったのは、踏切の一時停止についてです。

なんでも、踏切で一時停止するのが決められて
いるのは、世界の中で日本と韓国だけだそうです。
(韓国は日本を手本にしただけのようです)

なんとなんと、たしかに踏切で一時停止しなければ
渋滞も緩和されますね。
よく考えたら、なんで我々は踏切で一時停止してんだろ。
確かに、一時停止しないと、前がつかえて踏切内で
立ち往生する可能性はありますが、
逆に一時停止したおかげで、踏切内でエンストして
事故る可能性もありますわね。

かつて、スクーターで踏切の一時停止違反で
捕まった身としては、やはり廃止してほしい
と思った次第です。

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2009年3月 2日 (月)

塩野七生「わが友マキャベッリ」を読んで

やっと読み終わりました。
「わが友マキャベッリ」塩野七生著です。





前半は、少々退屈でしたが、後半俄然面白くなります。
全くの知らなかったのですが、
ノンキャリア官僚であったマキャベッリが、苦悩の人で
でも非常にユーモアあふれる人であったのを始めて知りました。


本の中で印象に残った言葉です。

「相手の顔を立てつつ自分が実を取るのは、外交の基本である。」

「マキャベッリはこう考えていたのだ。明日の勝利者に恩を売るのは、
今日やらなければだめなのだ、と。」

「彼は、一度たりとも、あるひとつの政体を選ぶべきだと主張したこ
とはない。彼にとっては、王政でも貴族政でも民主政でもかまわな
いのである。
民族はそれぞれ自分達に合った政体を選ぶべきだと信じていたか
らである。
その彼が追求してやまなかったのは、どのように考えどのように
行動すれば、政体というものが効率よく機能させることができるか
の一事であった。」

「ことが祖国の存亡を賭けている場合、その手段が正しいとか
正しくないとか、寛容であるとか残酷であるとか、賞賛されるべき
ものかそれとも恥ずべきものかなどは、一切考慮する必要はない。
何にもまして優先されるべき目的は、祖国の安全と自由の維持
だからである。」

「マキャベッリが指導者の求めた3大要素、
1:ヴィルトウ(力量、才能、器量)、
2:フォルトウーナ(運、好運)、
3:ネチェシタ(時代の要求に合致すること)」

「地獄に行くことを避けるには、地獄へ行く道を熟知することが
一番だと。」

至言ですね。
もう一度「君主論」を読み直してみたくなりました。

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